写経の開始
写経の手順
写経は古来さまざまな形式作法で行われてきました。
現在、宗派やお寺によって作法は多少異なりますが、簡略化した一般的な流れは次のようになります。
現在、宗派やお寺によって作法は多少異なりますが、簡略化した一般的な流れは次のようになります。
一、 | 用具を机上に揃え、墨を擦る。 |
二、 | 合掌して読経する。 |
三、 | 書写する。 |
四、 | 書き終えたら合掌し、誤字、脱字がないか確認する。 |
五、 | 回向文を唱える。 |
回向文
願わくばこの功徳をもって普く一切に及ぼし、我らと衆生とみなともに仏道を成ぜんことを
書写体と字典体
写経の文字には普段使われている活字体と異なった文字がたくさん使われます。
活字体は字典体として中国では清時代以降、わが国では明治以降に行われるようになりました。
書写するにはあまり美しくなかったり、書き難くかったりするので、写経では古来のしきたりに従い、書きやすい形の美しい書体を用います。
活字体は字典体として中国では清時代以降、わが国では明治以降に行われるようになりました。
書写するにはあまり美しくなかったり、書き難くかったりするので、写経では古来のしきたりに従い、書きやすい形の美しい書体を用います。
筆の持ち方
鉛筆と同じように持ちます。
人差し指一本を筆にかける単鉤法と、人差し指と中指の二本をかける双鉤法があり、一般的には大字を書くときは双鉤法、細字のときは単鉤法と区別されているようです。
人差し指一本を筆にかける単鉤法と、人差し指と中指の二本をかける双鉤法があり、一般的には大字を書くときは双鉤法、細字のときは単鉤法と区別されているようです。
腕法
腕の構え方、運び方を腕法といい、左手に右手を乗せる「枕腕法」、手首を机にあずける「提腕法」、腕を机につけない「懸腕法」の三パターンがあります。
細字には枕腕法あるいは、提腕法が適しているようです。
細字には枕腕法あるいは、提腕法が適しているようです。
納経について
心を込めて書写した経典は大切に保存しておきたいものです。
先祖の供養のためとか、あるいは縁者の冥福を祈るためなどに書写した場合、ゆかりの寺院に奉納することも意義あることです。
納経されたい場合は仕上がった写経に回向料をつけて、所縁の寺院に奉納します。
先祖の供養のためとか、あるいは縁者の冥福を祈るためなどに書写した場合、ゆかりの寺院に奉納することも意義あることです。
納経されたい場合は仕上がった写経に回向料をつけて、所縁の寺院に奉納します。
写経の知識
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