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書式

写経のすすめ写経の知識用具書式写経の開始修行としての写経

【界線(罫線)の引き方】

写経の罫は「界」といいます。
かつて鎮護国家のためとして国家事業の写経所や大きな寺院において書写されたという天平の写経の界線などをみてみますと、淡く引いてあります。
濃すぎたり、太すぎたりすると線ばかりが目立ってしまい、品が悪く、汚く見えてしまいます。

界の引き方は半紙二〜三枚練習し、うまく引くことに努めます。
料紙に界線を引く場合、ポスターの裏などを利用して下敷きにすると便利です。

写経用紙に引く界線の位置を濃い目の鉛筆で太く、濃く引いておきます。
横の界線も縦の界線も、紙いっぱいに引いておくようにします。
この下敷きの上に、天地のあきの具合をよくみて写経料紙をおきます。
文鎮でしっかり押さえて天地に横の界線を引きます。
縦の界線も引きます。
界線の幅は1.8センチ〜2センチくらいが標準ですが、料紙の大きさ、文字の大きさによって、界高、界幅は変わりますので工夫してみてください。

【字詰め、内題と本文と偈】

写経の字詰めは一行を十七字詰めと決まっています。

最初の一行目は空白にし、二行目に『内題』を書くようにします。
内題とは本文の巻頭にある経名のことで、この経名は〈必ず本文より字間を詰めて書き〉、〈本文と同じ大きさに書くこと〉を心掛けるようにしてください。

本文の十七字の字割りは定規を当てて書くようにすれば、出来上がったところで横も揃う筈ですが、大きい字や小さい字があったりで、横に揃うようになるのは難しいようです。

【字割りの定規】

字割りの定規は本文用の十七字詰めのものと、偈の種類によりそれぞれのものを作っておきます。
画用紙のような厚紙を幅3センチ、高さは写経用紙と同じ寸法に切って、中間を十七等分と、偈によって作ります。
この字割り定規を料紙にあてて、その一区画ごとに本文を書いていくようにします。
(手本通りの時は、使用しなくても書写できます。)

【奥題(竟題)】

巻末の経題のことを「奥題」あるいは「竟題」といいます。
(巻頭の経題を「内題」という)「竟」とは終わりの意味です。
奥題の書写の方法は、本文の終わった行から一行の空白をおいて書くようにします。
但し、心経のような短文では省略してもよいです。

【願 文】

平安時代以降の写経をみますと願文も簡単に、年時、姓名、写経の場所、誰のためといったふうに書いてあります。

このような作業が苦手な方や初心者の方は、当社の写経用紙をお勧めします。
最初からバランスのとれた美しい仕上がりになり、写経が楽しくなり、心豊かな清々しい気持ちになるでしょう。

◆書写年月日と記名
書写年月を書くときは、意題から(省略した場合はお経の最後の行から)一行空白をおいて、年月日、氏名の下に敬寫(写)と書くようにします。
行頭は必ず本文より低く、文字は本文より小さめで、字間もずっと詰めて書きます。
最後は地の界線のすれすれになるようにに納めます。

氏名には決して雅号を用いないことです。雅印も押さないことです。
それは、写経は風雅な遊びとは一線を画するからです。

◆誤字、脱字のとき
書いているうちに脱字してしまったという場合、気がついたらその位置に小さく点を打っておき、行の終わりにその字を書くようにします。
誤字を書いた場合は行の上のほうならその字の傍に点を打っておき、字間を詰めて一行十八字詰めにして、行の終わりに正しい字を書くようにします。
一行まるまる脱してしまったら次の行に書くようにします。
行頭に小さく「↑↓」の印をします。脱行をあとで発見したときは小さい字で一行書き込んでおくようにします。
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